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zoom RSS 第424回金沢子供の本研究会例会報告

<<   作成日時 : 2017/01/28 16:20   >>

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第424回例会は1月22日長町研修館で開催されました。
テーマは「安房直子の本を読みあいましょう」でした。
安房さんが大好きな人、なぜか読んでなかったので、これを機会にと、作品集を図書館から借りて読んでみた人、いろいろでした。作品集にはたくさんの作品が集められており、しかも作品解説や安房さんのエッセイもあり、盛り沢山ではあるが、子どもに勧められる本ではなく、あくまでも大人用の本だと感じられた方が多かったようです。
安房直子、書き出しがとても上手で、読んでみたい・・と読み手に思わせる、と皆さんが感じられたようです。
日常の何気ないところからファンタジーやメルヘンの世界へと誘われるように入っていく、不思議な作品が多い。
情景がきめ細やかで、あたかもその地に自分が立っているように感じさせられる。
安房直子の作品には歌がよく出てくる。
さて、金弥先生からのお話から
 安房直子は東京生まれ、東京育ち。でも、小学2年の頃には高松へ、そこから高崎へ行き、仙台へと移転。
 仙台から函館へ行き、信州上田へ。上田から東京へ戻り、大学では目白児童文学サークルに所属。
 目白児童文学サークルの顧問が山室静。山室静は北欧児童文学研究の第一人者です。
 安房作品には彼女が移り住んでいた土地の情景が良く表現されており、その土地の民話なども大きな影響を与えていると思われる。彼女の作品がファンタスティックで、メルヘンチックなのはこうした影響からだと言えよう。
彼女は児童文学よりは文学として描きたいとエッセイに書いている。
また、宮沢賢治の作品について、初めの1行の書き出しが素晴らしいと言っている。これが、安房直子の作品の書き出しのすばらしさに影響として現れたものと言えよう。

あまりにも早く旅立ってしまった安房直子さん。にもかかわらず、私たちにたくさんの思いを残していってくださいました。今一度、彼女の作品をゆっくりと手に取り、読み返してみたいと思いました。素敵な絵が付けられた絵本もたくさんありますが、文章のすばらしさをじっくりと味わって読み返してみたいと思います。

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